ちょっと前にデスク周りの整備をしたので簡単に書き残しておこうと思います。
コンセプト
主に以下の3つに注力して整理しました。
モノを集約する
元々ゲーム用のデスクトップパソコン+ノートパソコンだったのですが、2PCの行き来や接続切り替えが面倒でした。
→→ ハイスペックなノートパソコン1台+ドックによる周辺機器接続で済ませることにより、PC間の行き来や切り替えを不要にしました。また、ディスプレイを大型のもの1枚に減らしました。
とにかく目につくケーブルを減らす
パソコンが2台でディスプレイも2枚だったためケーブルが非常に煩雑になっていました。また、各種デバイスの充電ケーブルがバラバラでした。
→→ 極力無線接続にしてケーブルを減らしました。また、どうしようもないケーブルはデスク裏に取り付けたケーブルトレーにまとめました。
デスク上を広く使えるようにする
退けづらい有線接続のものが多くデスクが手狭になっていました。
→→ 接続を無線に寄せ、ディスプレイとノートパソコンにアームを利用して浮かせることでデスク面を空けられるようにしました。
全体像
引いてみるとこんな感じです。デスクの上も下も可能な限りケーブルが目立たないようにまとめました。
周辺機器一覧
参考までに、これだけの機器を繋げてるよってリストです。全部乗せみたいな感じ。
- キーボード
- マウス
- ディスプレイ
- スピーカー
- マイク
- キャプチャーボード - Nintendo Switch
- 無線LANルータ (PC・Switchとは有線接続)
個別
ディスプレイとドック
ディスプレイはDell U3419Wです。34インチ曲面ウルトラワイドで、ウィンドウを横に2つ並べて作業したり、PictureByPicture機能を利用することで左半分をPC画面・右半分をSwitch画面といった利用にちょうどよいサイズになっています。以前は外部ディスプレイを2,3枚組み合わせて使っていたのですが、中途半端な複数ディスプレイより大型のもの1枚のほうがベゼルを跨いだ行き来が無くなり作業しやすいという結論に至りました。また、大型の4Kディスプレイという選択肢もあるかと思いますが、4Kディスプレイだとアスペクト比の関係で左右に分けたときに扱いづらい縦長の画面になってしまうため避けました。
このディスプレイのいい点として、Thunderbolt3のケーブル1本で映像だけでなく内蔵されたUSBドックとPCを接続できることが挙げられます。更に、PCがUSB-PDで充電可能であれば、PCの電源も含めて1本のケーブルで済ませることができます (が、現状利用しているPCがUSB-PDではやや力不足のため、電源は別途繋いでいます)。 本来であればディスプレイ内蔵ドックのみで完結させたいところですが、ポート数が足りないため、追加で外部USBドックを接続してディスプレイに貼り付けて設置しています。ここで有線LAN接続も兼ねています。
もう一つ、キャプチャーボードもディスプレイ裏に貼り付けています。キャプチャーボードには種類が色々ありますが、最もコンパクトそうな (怪しい中華製の) ものにすることで無理やり省スペース化を図っています。キャプチャーボードとPCの接続もドック経由で行えています。
ノートパソコンアーム
ノートパソコン自体はアームに乗せ、デスクではキーボードやマウスは外部のものを使うようにしています。これにより、ノートパソコンの画面をサブディスプレイとして使ったり、ちょっとスペースが欲しくなったときにはサッと退けられるようにしています。サブディスプレイはTwitterやSlackとかを開いておくのに丁度いい感じです。
ノートパソコンにせよディスプレイにせよ、デスクから浮いているとちょっと物を置いたりキーボードの避け先にできたりと便利です。
ノートパソコンの定位置の裏はSwitchとスピーカー置き場になっています。スピーカーが裏に行ってしまい、若干音が遮られてしまうのが玉に瑕。。。
マイクは打鍵音等が入らないように専用のアームを使って設置しようかとも考えていたのですが、アームに取り付けたノートパソコンのUSBポートが丁度いい位置にあったのでそこにUSBで設置しています。フレキシブルケーブルで位置や向きを調整できるようにしています。
ちなみにウェブカメラはノートパソコンのものを使っているため、悪くはないけど視点が斜めになってます (最近私とビデオ通話して、なんでこいつ斜めなんやって思った方、このせいです、、w)。まぁアームで動かせるので必要であれば正面を向けるようにはなっています。
おまけ程度ですが、浮かせているため排熱効率は良くなっていると思います。
充電とケーブリング
キーボードやマウスはノートパソコン外部のものを利用しています。これによるケーブル増加を避けるため、いずれも無線接続&無線給電するようにしました。無線給電対応キーボードは存在しない (?) ため、Qi充電パッドで無線給電できるようにしています。また、デスク裏に無線給電器 (deskHack) を取り付けることで、いつもの位置にキーボードを置くだけで常に給電されるようになっています。 一方マウスはQi対応のCORSAIR DARK CORE RGB SEを使うことでそのまま実現できています。本来であればマウスの給電もdeskHackを利用したいのですが、残念ながらマウスとdeskHackの相性が悪いのか給電できないため、別途Qi充電器を利用しています。
デスク下にケーブルガイドを設置して電源タップやルータ等を押し込んでいます。やや無理やりですが仕方なし。これのおかげで背面や床には一切ケーブルを垂らさずに済んでいます。
ちなみにSwitchのプロコンにもQi充電パッドを利用しています。不格好ですが、プレイに支障はないので便利に使っています。
ライト
デスクライトだけでなんとなく暗かったのでディスプレイ裏にテープライトを間接照明として取り付けています。割と気に入ってます。
おまけ
左に凛ちゃん、右にカイオーガとミクさん。かわヨ。
あとはカレンちゃんのねんどろいどが発売されたら凛ちゃんのところに並べる野望が。
やり残していること
- 今利用しているThinkpadキーボードと同じくらいコンパクトでロープロファイル赤軸のキーボードに変えたい
- 自作以外でそういう製品は発売されてないっぽい
- ケーブルガイド上が荒れに荒れているので、無線LANルータをデスク裏に貼り付けたい
- 今使っている無線LANルータは歪んだ形をしているためうまく付けられない
- 無線給電を全てdeskHackのようなデスク下に隠せるものにしたい
- 打鍵音の入らないマイク環境
跋文
デスク周りを見るのが好きなので、こんな工夫してるよ!という方は公開してもらえると嬉しいです。公開したらぜひ @amaya382 に連絡ください!
ところでデスク周りを整備すればするほど作業効率って落ちますよね (棒)